ミドル世代の転職で重要なポイント

ミドル世代になると、一日中忙しい職場や夜勤はある仕事は辛くなり、体力の限界を感じてしまうと、転職を検討したくなる人もいるでしょう。しかし、40代後半から50代くらいになると、転職のハードルは上がります。そのため、なかなか行動に移せない人もいるのではないでしょうか。

ただし、看護師の場合は年齢をあまり気にする必要はありません。若い世代に比べると容易ではないものの、定年を65歳にしている医療機関は意外に多く、看護師が希望すれば定年後も再雇用してくれるところがあるからです。若い看護師は、結婚や出産、育児などを理由に仕事を辞めてしまう可能性がありますが、ミドル世代の看護師はその心配がないので、以下の4つのポイントを意識して転職先を選んでみるといいでしょう。

ミドル世代の看護師が転職で抑えるべきポイントとは、「夜勤や力仕事がなく、50代の体力に見合った仕事内容」「ミドル世代の看護師が多い職場」「今まで培ってきた看護師としての経験を評価してくれる職場」「定年後の再雇用制度がある職場」の4つです。特に定年後の再雇用制度は、定年に近づいた時に重要になります。

50代までは定年を迎えたら仕事を辞めようと考えている人も、定年間際になると「まだまだ働き続けたい」と感じる場合が少なくないようです。しかし、60歳を超えると再就職の難易度はますます上がります。それに、経済的な事情で仕事を辞められない場合も考えられるので、ミドル世代が転職を考えるときには、定年後の再雇用制度の有無は、特に重視すべきポイントになります。